雨戸の取り付けリフォームはメリットが豊富!

リフォームの中でも意外と人気が高いのが、雨戸の取り付けです。雨戸というと純日本家屋にあって閉めると室内の明かりが必要になると思われがちですが、今では開閉が容易でどんなデザインの住宅にも合わせやすく、部分的に可動式で採光や通気性に優れたものが多数あります。

また、雨戸は元々取り付けを想定していなかった住宅でも既存の窓枠から数センチ程度の隙間があれば後付け可能になっていますし、条件に合致しない場合には他の設備を移動させて取り付けることも可能です。

雨戸の取り付けリフォーム

雨戸を取り付けるメリットは非常に多いです。本来の目的である強風や豪雨からガラスの破損を守る役割はもちろん十分に果たしますが、それ以外にも防犯面での需要が増えています。ガラス部分は空き巣の侵入や室内が丸見えになるといった不安を抱えていますが、雨戸をつけておくと家族が不在の間の防犯や目隠しの効果が飛躍的に高まります。暑い時期になると窓を開けたくなりますが、雨戸を閉めた上で窓を開けておくと、通風と目隠しの両立が可能です。特に梅雨の時期や冬場は結露を防ぐために窓を開ける機会が増えますが、雨戸があると安心して換気ができます。また、小さい子供がいる家庭では、子供の転落防止としても役立ちます。

雨戸の取り付け自体は、それほど難しいものではありません。雨戸の収納スペースは窓の外側数センチ程度しか必要ないため、多くの住宅はそのまま窓の外側に取り付けるだけで事足ります。

大まかな手順としては、既存の窓枠に下地と雨戸の枠を取り付け、防水材で補強した後に雨戸をはめ込むといった流れです。電気ボックスや雨どいなどが窓枠のすぐそばにある場合には、これらを移動させてからの施工になります。

雨戸の種類も豊富で、大きく分けて引き戸、折れ戸、シャッターのタイプがあります。引き戸や折れ戸は住宅を選ぶことが多いですが、シャッタータイプは収納場所が窓の上にあるので取り付けがしやすいです。また、電動タイプは窓を閉めた状態で雨戸の開閉ができますので、天気が悪い日や寒い冬場にも重宝します。

このように、雨戸の取り付けは多くのメリットがありますので、自宅にあったタイプの設置を検討してはいかがでしょうか。